メニエールでもめまいがない蝸牛型とは?低音の耳鳴りはすぐ受診を
メニエールというと激しい回転性のめまいや吐き気などを想像しますよね。
でも、めまいが起こらないメニエール病があるんです。
それは、蝸牛型(かぎゅうがた)メニエール病というもの。
あまり知られていない蝸牛型メニエール病について
こんな症状は見過ごさないでということなど
私の体験も交えながら触れてみたいと思います。
めまいがない蝸牛型メニエール病とは
メニエール病と違い、めまいはなく、症状としては耳が塞がったような感じや
耳鳴り・難聴などがあり、特に低音が聞き取りにくくなるのが特徴です。
このため低音障害型感音難聴との区別が難しく、病院でも間違われることもあるんだとか。
私は、めまいはなかったのですが、頭を動かしたときにふわっとする感じで
一瞬焦点があわないことがしばしばありました。
一度完治しても、繰り返し症状が出る場合も多く、
ほっておくと本格的なメニエール病に進行してしまう可能生も。
低音の耳鳴りは蝸牛型メニエールかも
耳鳴りといえば、キーンという高音ですよね。
でも蝸牛型メニエール病の場合は、機械のモーター音のような
低い音でブーンと聞こえる耳鳴りが多いようです。
実際に私もそうでした。
私の場合、1日目は耳が塞がっているような感じ
2日目になると、耳の塞がり+低音の耳鳴り
3日目は耳鳴りが一時治まったのですが、数時間後さらに大きな
低音の耳鳴りで人との会話も聞こえにくくなったの。
耳鳴りくらいと思っていた私ですが、さすがにどうもおかしいと思い
耳鼻科を受診。
問診・聴力検査を受けた私は、「やった~、全部聞こえたし何ともないかも。
ちょっと心配しすぎたかな?」と安心しきっていました。
お医者さんの検査結果を聞くと
「低音が聞こえてないですね。メニエール病です。
めまいのない蝸牛型というものです」と。
私は全部聞こえたと思い自信満々だったのに、
聞こえてなかったなんて・・・
耳の塞がり、難聴、耳鳴りがある場合は耳鼻科を受診してくださいね。
たいしたことないと思い受診が遅れると
本格的なメニエールに移行する場合があります。
蝸牛型の場合は、早期治療が大切だとお医者さんに言われたので
少しでもおかしいと思ったら早めの受診をおすすめします。
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蝸牛型メニエールになる原因と治療
耳の奥にある内耳は蝸牛という器官にリンパ液が溜まり水腫が出来ることにより
聞こえ方や体にバランスに支障をきたすのですが、主な原因としてはストレス。
忙しくストレスが多かったり、几帳面な性格だったり、
自律神経失調症の誘発だったりとも考えられています。
治療としては、一番多く処方されているのは飲み薬のイソバイド。
これ、まっずいのよ。
始めはこれ飲むのにものすごい時間かかったな~。
こんなもん飲めるか!ってね。
あとストレスを感じている人には精神安定剤も一緒に処方されます。
私が初めてかかった時は、仕事の事でイライラしてて、
「ストレスは良くないから、1週間は絶対にストレスためないで」
と言われましたが、
「そんなの無理です」と即答してました(笑)
なので、精神安定剤も処方されていました。
メニエール病の人が気を付けること
病院で言われた注意する点をまとめてみますね。
・ストレスをためない
・睡眠不足に気を付ける
・しばらくは山登りや飛行機はさける
・お酒はほどほどに
・規則正しい生活
蝸牛型メニエールのまとめ
メニエールにも種類があるということをお伝えしましたが
読まれているあなたは、当てはまる症状がなかったですか?
急に病状が進行する場合があるので、あまく見ないでください。
私も4~5回繰り返してますが、ここ1年は症状がでないので
ちょっと安心しています。
本格的なメニエールに移行するのを防ぐためにも、
おかしいと思ったら早く耳鼻科へ行ってくださいね。
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