食物アレルギーで怖いアナフィラキシーショック!症状や正しい対処法とは?
食物アレルギーで最も怖いのがアナフィラキシーショック。学校の給食を食べていて症状が出たというニュースを何度か目にしたこともあると思います。
「その言葉知ってる!」という人は多いと思いますが、詳しい症状や正しい対処法などについてはあやふやな人が多いと思うので、その疑問についてまとめてみました。
アナフィラキシーショックとその症状
ある特定の食物を食べると、短時間のうちに体全身にいくつものアレルギー症状が出ることをいいます。
・粘膜の症状 くしゃみ・鼻水・流涙・瞼の腫れ・唇や口の中の違和感(イガイガや痒み)など
・消化器の症状 嘔吐・下痢・腹痛など
・皮膚の症状 蕁麻疹・発疹・紅潮など
上記のような症状が複数現れた場合は、とても注意が必要です。
アナフィラキシーショックの対象法
もしもアナフィラキシーショックが起こってしまった場合、周りの人は慌てますよね。
その時に正しい対処法を知っている人が周りにいれば、少しは不安も減少するでしょう。
まずは、口の中に原因となる食物がある場合は素早く取り除いてください。本人がその食物を手で触っていた場合は、手を洗ったり、うがいもするといいでしょう。
アドレナリン自己注射のエピペンを持っている場合は、自分で打つか、幼稚園・学校にいる場合は、本人が打てなければ教職員が代わりに打ってください。エピペンを打つときは太ももに打ちます。
救急車の到着を待っているときは、足を高くあげ出来るだけ安静にしましょう。もしも嘔吐している場合は、顔は必ず横向きに。そうしないと嘔吐したものが、喉に詰まってしまう可能性があるためです。
アナフィラキシーショックといっても、軽度のものから重症なものまであるので、エピペンを処方された場合は、必ずお医者様とどのような症状の時に打つのか、そしてどう打つのかを確認してください。
運動誘発アナフィラキシーとは?
運動誘発アナフィラキシーとは、ある特定の食物を食べ2時間以内に運動をすると、それが引き金となりアナフィラキシーショックの状態が起きることをいいます。
この運動誘発アナフィラキシーは、アレルゲンを食べただけや運動しただけで起こることはなく、食べ物+運動で症状がでます。
よく激しい運動をすると誘発されると聞きますが、まれに散歩や入浴でも症状が出る場合があるそうなので、気を付けてください。
事前予防の薬もないので、もしアレルゲンの原因となる食物を食べた場合は、しばらくは運動しないようにしてください。
食べ物の中でも、特に起こりやすいものは小麦・エビ・カニ・貝類・ブドウ・桃などがあげられています。
我が家の場合
息子の場合、アナフィラキシーショックの症状としては、腹痛・口の中のイガイガ・動悸・流涙・紅潮・呼吸困難とでました。
病院の先生に詳しく話、エピペンまでは必要ないでしょうと言われたので、軽度なのでしょう。飲み薬のみ処方されましたので、ランドセルにいつも常備してあります。
発症してからというもの、本人自身も気を付け、食材の裏の表示とか自分でチェックしてます。
ある日突然発症し、今まで食べていたものが食べれなくなるというのはかわいそうですよね。
だから私も、息子が食べれないものは私も食べずに生活してきました。
周りからは、「隠れて食べればいいんじゃない?」とよく言われますが、私は隠れて食べることが出来ても、息子はそれさえも出来ないので私も食べません。
一度決めたら周りから何を言われても気持ちを変えないので、「頑固者だもんね~」とあきれられています(笑)
少しはお役に立てたでしょうか?
緊急を要することなので、ぜひ正しい知識を覚えておいてほしいです。
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