起立性低血圧と貧血は違う?原因や症状と対処法も!薬は必要か?
起立性低血圧って言葉知ってます?
あまり聞かない言葉ですよね。
娘が入浴中に湯船から出ようと立ち上がると、「あ~、また貧血」といってしばらくしゃがむということを毎日繰り返していました。
私は昔から貧血気味なんで、娘も貧血なのかな~なんて思い込んでいたのですが・・・。
ある日学校で血液検査があり、結果を見ると貧血の症状はなく異常なしという診断。
ちょっと待って、あんなに毎回お風呂場で立ちくらみ起こしているのに、そんなわけないじゃない!と思いネットで調べると起立性低血圧という言葉が目に入ってきました。
症状を確認すると、いくつか当てはまる!!
だから貧血検査に異常なかったのねと納得。
自分は貧血だと思っているあなた、実は起立性低血圧かもしれませんよ。
起立性低血圧と貧血の違い
起立性低血圧とは、座っている状態から急に立ち上がった時に血圧が過度に低下し、立ちくらみ・頭痛・ふらつき・失神などといった症状を引き起こすことです。
普段は低血圧ではない人にみられます。
それに比べ貧血は、血液中のヘモグロビンが不足し、全身が酸素不足となりめまいや動悸といった貧血症状があらわれます。
これは血液検査でしっかりと数値がでるので確認できますね。
ふらつきやめまいだけでは、自分がどちらに当てはまるのかはわからないので、病院で検査をされることをおすすめします。
起立性低血圧の原因
主な原因としてはいくつかあります。
血液量が少なくなる
自律神経の乱れ
不整脈の人
抗うつ薬の副作用
三半規管の不調
などがあげられます。
小中学生の思春期を迎える5%~10%がの子が該当します。
男の子よりも女の子の方がかかりやすく、
心理的原因としては過剰適応な性格でストレスをためやすいそうです。
起立性低血圧の症状
朝起きれない・まめい・イライラ・集中力の低下・うつ症状・乗り物酔いしやすい
夜寝付けない・全身倦怠感・緊張性頭痛・食欲不振など
お子さん自身は頑張っているのですが、なんだかだるいと訴えても、血液検査にも異常が見当たらず
単にやる気がないのでは?と周りから思われちゃうそうです。
決めつけはよくないですね。
起立性低血圧の対処法
起床時は、軽くストレッチをしてから起きる
立ち上がる時は、なるべくゆっくり
疲れやストレスをためない
適度な運動をする
水分や塩分、たんぱく質を適度にとる
どのような場面で症状が出やすいか自分で把握して、上記のことに気を付けるといいでしょう。
起立性低血圧の薬はあるの?
血圧を上げる薬はありますが、生活に大きな支障がなければ特に飲まなくても大丈夫です。
まずは生活習慣から少しずつ変えてみましょう。
まとめ
これを書きながら、まだまだ知らないことって多いんだな~と痛感しました。
もしもふらつきやめまいがひどい場合は病院で検査を受け、自分の症状がどっちなのかを確認する必要がありますね。それにより対処法も違ってくるので。
娘は貧血検査の異常はなく、起立性低血圧の症状にいくつか当てはまるのでちょっと注意してみようと思います。
試しに昨日、お風呂の中でゆっくり立ち上がらせると、少し目が回ったようですがいつもより平気!と言ってました。
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