山菜のあく抜き方法!わらびは重曹ではなく小麦粉でもOK?
昨日スーパーへ行ったら、タラの芽とこごみが並んでいて
天ぷらにして食べたくなり、早速作りました。
私が生まれ育った町は田舎で、山も海もそばにあったので
山菜は昔からよく採りに行ってたんです。
友達に言うと、「うそ。一番山が似合わないくせに本当?」と
みんなが口をそろえて言います。山が似合わない・・・って(笑)
始めはなかなか信じてもらえませんでしたが、山菜のあく抜きとか
食べ方に聞かれようになり、私が答えると本当に山行ってたみたいね~と。
あく抜きは必要だけど、全部同じやり方でいいのかなど
質問されることが多かったのでまとめてみますね。
山菜のあく抜きとは
山菜を採るのは楽しいのですが、あとの処理が面倒で。
疲れて帰ってきて、黙々とまた下処理に追われちゃいますが
飽きもせずに、毎年山菜を採りに行ってます。
あく抜きしないといけないと、みんな知っていると思いますが、
この山菜はこうしたらいいなど、そこまではあまり知らないようです。
今回は、山菜の代表わらびはもちろん、その他の山菜についても
種類別にみてみましょう。
山菜のあく抜き ①わらび
良く知られているのは重曹ですね。
実家では、重曹か灰でやっていました。
でも、新しく小麦粉でも出来るみたいです。
【重曹】
水2Lを沸騰させそこに、重曹小さじ1~2を入れる
わらびを入れたら、少しかき混ぜながら20秒ほどで火を止める。
火からおろしたら、そのまま半日は放置しておきましょう。
あとは水洗いすればOK。
重曹を入れすぎると、やわらかくなりすぎるので気をつけてください。
【小麦粉】
水2L、塩小さじ4、小麦粉大さじ8を入れ、ここでしっかりと小麦粉をとかす。
それを沸騰させ、わらびを入れて弱火にして3分煮る。
お湯を捨て、流水で10分程度さらしておしまい。
重曹と比べて簡単ですよね。
すぐに調理したい場合は小麦粉がいいですね。
ゼンマイやフキノトウも同じやり方です。
山菜のあく抜き ②ふき
さっと水で洗い、まな板などの上で塩をまぶしコロコロと転がす。
それを熱湯に入れ、一煮立ちさせる。(太さにより3分~5分)
水につけながら、皮をむいたら出来上がり。
ポイントとして、皮をむくのは茹でた後。
水に浸して、毎日水を変えてあげると3、4日はもちます。
煮物や酢味噌和えにするとおいしい。
山菜のあく抜き ③たけのこ
家に糠があれば糠、なければお米のとぎ汁を用意。
たけのこと糠を鍋に入れ、たけのこが全部隠れるくらいまで水を入れる。
火にかけ、竹串が通るようになれば火を止める。
そのまま冷えるまで待てばOKです。
あと私は試したことがないですが、親戚の人で唐辛子を1本入れて
一緒に煮るという人もいました。
たけのこご飯や天ぷら・焼いて食べるのもいいですね。
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山菜のあく抜き ④こごみ・タラの芽・せり
たっぷりのお湯に塩一つまみ入れ、さっと茹でるだけ。
あとは冷水で洗ってください。
こごみやタラの芽は、天ぷらにする場合は、
特に何もせずそのまま使って大丈夫です。
山菜の保存方法
我が家では家族で出かけるので、一度山へ行くとたくさん採ってくるの。
近所や親戚などにあげてもまだあまるので、そう行ったときは
塩漬けしちゃいます。
ミズナとわらびを毎年、塩漬けにしていますが、
この方法だと色もきれいだし、1年ほど持ちますので試してみてください。
熱湯でさっとゆでて、冷水で洗い、水を切っておく。
水が切れたら、煮沸消毒した容器に入れる。
山菜 → 塩 → 山菜 → 塩の順に並べ入れ落し蓋をして
その上に重しを置いて、暗い場所で保存。
これで、長期間保存可能ですよ。
山菜のあく抜きのまとめ
あく抜きについてまとめてみました。
実家で昔からやっているやり方なので、違うやり方もあるかもしれません。
ちょっと面倒なあく抜きですが、美味しく食べるにはにはやっておかないとね。
旬の食材を美味しくいただきましょう。