貯金の平均額と中央値の違い!貯金ゼロ家庭は全体の何割?
お金って貯められないわよね~という言葉、主婦の間でよく耳にしますが、本当のとろこどうなんだろうと気になったことはありませんか?
他の家庭がいくらあるか興味あるけど、聞いたところで誰も教えてくれませんよね。
ニュースでたまに貯金の平均額が1000万を超えているのを見ると、「みんなこんなに持っているの?」とびっくりします。
でも、ちょっと待ってください。平均額はあくまで平均額。
平均額より、中央値の方が私たちが知りたい数字ではないでしょうか?
貯金の平均額と中央値の違いや貯金ゼロの家庭割合をまとめてみました。
貯金の平均額と中央値とは?
平均額の例をたとえでみてみましょう。
貯金3000万のお宅が1件
貯金500万のお宅が9件あるとしたら、平均額は?
(3000万×1)+(500万×9)=7500万
7500万÷10=750万
となり、この10世帯の平均額は750万円ということになります。
それに比べ中央値とは、数字を小さいほうから並べたときに真ん中にくる数値。
上記の例で例えると、ちょうど真ん中に当たる世帯は500万なので、
中央値500万となります。
平均額は750万だけれど、中央値は500万。
250万もの差がありますよね。
平均額を見て「嘘だ~!!」と思っても、中央値を見ると「これくらいか」と納得するのでは?
貯金ゼロ世帯は何割くらい?
ここ数年、貯金がない世帯が徐々に増えていると聞いたことありませんか?
2015年11月5日に金融広報中央委員会が発表した調査では、貯金ゼロ世帯が全体の30.9%を占めるとのこと。
全く貯金がない世帯がおよそ3割。
この数字、多いと感じるか少ないと感じるかは個人によっても違うかもしれませんが、私はもっと少ないと思っていました。
でも、お金ってたくさん収入があっても貯めれない人は貯めれませんし
少ない収入でもきちんと計画的に貯金している人もいるので、各家庭のお金の使い方によるんですよね。
スポンサーリンク
貯金の年代別平均額と中央値
年代別に見た場合もちょっときになりますよね。
(「家計の金融行動に関する世論調査」2014年より)
【20代】
平均額 183万
中央値 30万
貯金ゼロ 41.0%
【30代】
平均額 415万
中央値 130万
貯金ゼロ 34.2%
【40代】
平均額 614万
中央値 300万
貯金ゼロ 30.4%
【50代】
平均額 1124万
中央値 408万
貯金ゼロ 29.5%
【60代】
平均額 1765万
中央値 740万
貯金ゼロ 28.1%
年収別にみた平均額と中央値
今度は年収別に見てみましょう。
(「家計の金融行動に関する世論調査」2014年より)
【300万未満】
平均額 781万
中央値 100万
貯金ゼロ 40.1%%
【300万~500万未満】
平均額 980万
中央値 316万
貯金ゼロ 29.5%
【500万~750万未満】
平均額 1337万
中央値 600万
貯金ゼロ 22.2%
【750万~1000万未満】
平均額 1537万
中央値 990万
貯金ゼロ 20.8%
【1000万~1200万未満】
平均額 2748万
中央値 1850万
貯金ゼロ 10.8%
【1200万以上】
平均額 4323万
中央値 2100万
貯金ゼロ 11.8%
貯金のまとめ
貯金についてまとめてみました。
貯金の平均額と中央値では、中央値の方が少ない金額となっています。
中央値の方が世間一般的な数値と捉えてもいいかと思います。
また、年代別・収入別でも違ってくるので、参考にしてみてください。
タグ:貯金